お店一覧				グランドデュークス東海HP TOP

おりじなる大福の店「養老軒」

岐阜県加茂郡川辺町にある「ふるーつ大福」が人気の養老軒さんを訪ねました。
この「ふるーつ大福」は11月〜6月までの期間限定のお菓子。
なんとピークには、一日4000個売れる日もあるとか。
オーナーの渡辺さんにお聞きしました。

斉藤「ふるーつ大福はいつごろから販売されてみえるのですか？」
オーナー「8年前からです。以前ブームのいちご大福が売れなくなって、新しい商品を考えていた時に、家内がこんなのはどう。とアイディアをくれたんです。試行錯誤の末誕生したのが今のふるーつ大福です。」
斉藤「どんな大福なんでしょうか？」
オーナー「イチゴ・バナナ・栗、つぶあん・ホイップクリームがはいっています。いまの時期は売っていませんが、その代わりにまるごと巨峰大福、生クリーム大福を作っています。冷凍してありますので、冷蔵庫でゆっくり解凍して冷たくいただくと、この2品も美味しいですよ。」

斉藤「ふるーつ大福の人気の秘密はなんでしょう。やはり素材なんですか？」
オーナー「最近の和菓子屋さんは、業務用のあんを使うところも多いようですが、私が修行時代に師匠にたたき込まれたことは、『和菓子の命は“あん”。自分のお店であんを炊かなくなったら店を閉めよ！』と教えられ、それを守っています。また、大福の皮にふんだんにメレンゲした卵白を入れています。まるでマシュマロのような食感になります。もちろん使う水はすべてシーガルフォーの水です。最近、類似品が出てくるようになってきましたが、食べ比べていただければ、その違いはわかります。」
斉藤「これだけ人気が出ると、作るのも大変ですね。」
オーナー「すべて手作りですから、夜中までということもしばしばです。365日仕事ですね。休む時は結婚式とか法事ぐらい。定休日も工場で仕事です。」
斉藤「たいへんですね。しかし、今回そのふるーつ大福を食べれなくて残念です。」
オーナー「饅頭が嫌いな方から、『今まで生きてきて、こんな美味しいものは食べたことない。』と言っていただけるので、その言葉が仕事の原動力になっています。」
斉藤「ありがとうございました。まるごと巨峰大福、生クリーム大福をいただきます！」

取材後記
ということで会社のスタッフと共に「まるごと巨峰」と「生クリーム大福」をいただきました。
半解凍の状態で冷たいままだったのですが、うーんこれは確かに美味しい！
フルーツの“さわやかさ”と“あん”と“生クリーム”の組み合わせが新鮮な風味をかもし出してくれます。
オーナーの話にもあったように、皮が「やわらかすぎず、ふっくらとした」絶妙なバランスの歯ごたえでした。なるほどこれは和菓子というよりも、フランス料理のデザートに出てきそうな新ジャパネスクスィーツですね。

取材中、お店の外観を撮影していると、10分の間に6台の車が駐車場に入ってきました。
ナンバーは横浜、三河、名古屋、松本と遠方からのお客様ばかり。
定休日と知ると残念そうに帰られました。
ふるーつ大福は11月からの販売で、インターネットでも購入できます。
URLはhttp://www.yoroken.com/です。
是非一度、お取り寄せ下さい。

岐阜県加茂郡川辺町下川辺273-1
TEL 0574-53-6291
営業時間：9:00〜19:00（日・祝は18:00閉店）
定休日：毎週水曜日
駐車場：あり