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和のスイーツの老舗 四季の和菓子「井藤」

春日井市の特産品としても認定されている銘菓「道風の里」。50年の歴史を持つ「井藤菓舗」さんは地元でも人気の和菓子店です。先日もテレビで紹介され、全国から注文が殺到されたそうです。店長さんにお聞きしました。

和のスイーツの老舗 四季の和菓子「井藤」

「やはり人気商品は春日井市の特産認定品の『道風の里』ですか?」
「当店の顔は40年前から販売させていただいている塩梅餅(あんばいもち)です。粒あん入りの羽二重餅を紫蘇の葉で包んだお菓子です。」
「美味しそうですね。シーガルフォーの水であんを炊かれているんですよね?」
「はい。小豆は北海道河西郡芽室町の減農薬減化学肥料栽培の小豆で、自家製で炊いています。シーガルフォーのお水だと炊く時間も短くて済みますので、美味しさも違います。煮え切らずにだらだら炊くと、雑味が出てしまうこともあります。とくに白餡を炊く時によくわかります。」

和のスイーツの老舗 四季の和菓子「井藤」

「一般的には自家製あんは少ないのですか?」
「製あん所から購入してアレンジされることが多いですね。自家製の場合、小豆を自分の目で吟味できるし、目の細かいメッシュを使うことで、口どけがサラッとし良い感じがしますね。あんは小豆、砂糖、水の3つしかありませんから、素材の一つ一つを見極めることが大切です。特に水の役割は大きいです。当店では餡を炊く時だけではなく、全てシーガルフォーの水を使います。淡味な和菓子は素材の持つ旨みを上手く引き出すことが大切ですからね。」
「井藤さんは四季を感じさせる和菓子が多いということですが、夏場のお勧めはどんなものがあるのでしょうか?」
「くず寄せという創作和菓子です。発売してから10年になりますが、夏の人気定番となりました。水羊羹は舌の上に乗せるとサラーッと溶けるのが美味しさなんですが、くず寄せはのどごしを楽しむお菓子です。わらび餅とも違う、なめらかプリンのような食感です。あとは生どらです。どら焼きの中に丹波の大納言と生クリームをMIXし挟み、半冷凍したものです。夏の商品は6月後半〜9月初旬になります。」

「今日はありがとうございました。井藤さんの和菓子はインターネットからでも購入できるそうです。ご興味のある方は下記のURLからご覧ください。」

http://wagashisyokunin.com/

和のスイーツの老舗 四季の和菓子「井藤」

取材の後、一番人気の塩梅餅を買って家族で食べてみました。
いただだいてみると紫蘇の葉の風味と塩加減とあんの甘さが絶妙に統合された上品な逸品でした。 店長の言われるように、あんのキメの細かさと口どけは抜群でした。口に入った瞬間にさっと溶けていく感じです。普段はケーキやプリンなど洋菓子をいただくことが多いのですが今回の取材で和菓子の奥深さを知りました。 井藤さんの「季節感を大切に」という考えを形にした和菓子をぜひ食べてみてください。

和のスイーツの老舗 四季の和菓子「井藤」

愛知県春日井市白山町3-11-12
TEL/FAX:0568-51-4411
フリーダイヤル:0120-594-411
営業時間:9:00〜19:00
定休日:火曜日