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浄水の水切れが悪くなる原因と対応策
「シーガルフォー浄水システム」の構造の特徴として、浄水カートリッジ内の穴径が平均で0.1ミクロン、最大でも0.4ミクロンと他の浄水器と比べて微細になっています。
そのため、カートリッジがゴミ等でつまり始めたり、水道に混ざって空気が混入すると内部圧力が変化し水切れが悪くなることがございます。
特にビルトインタイプは元止め水栓という構造上、浄水を止めても水道の余圧がホース内に残りやすいので、据置タイプと比べても水切れが悪くなります。
これはシーガルフォー浄水システムの繊細な構造と浄水能力を示すものであり、故障ではございませんのでご安心ください。
内部構造が微細であるからこそ高機能な浄水能力が提供できています。
ご不便をおかけいたしますがよろしくご対処をお願いします。
開閉ハンドルを下げて浄水を止めても、ノブの位置からホースIN側+OUT側+水栓部分と約3mの距離があります。
カートリッジ内の圧力が高まると、カートリッジ→OUT側ホース→浄水 まで少しずつ減圧されるので水切れが悪くなります。
カートリッジの水切れの悪さは3つの原因が考えられます。
浄水システム内には、水道から入ってきた一定量の水が滞留しています。
外気と室内の温度差が大きい場合、冷たい状態で入ってきた浄水システム内の滞留水が、暖かい室内で膨張することで、増えた体積の分が浄水ノズルから出てきます。
膨張した分が出たら止まりますが、また浄水を使用して冷たい水が入ってくると、同様のことが起こります。
これは、水道水の温度変化によるもので、浄水システムの不具合や故障ではなく、物理的な現象です。
水滴の落ちる音が気になる方もおられるとは思いますが、ご理解のうえお使いいただけましたら幸いです。
新しいカートリッジは、空気を含んでいます。そのため、濾過した水の中には、細かい気泡が含まれています。
その状態で水温が上がると、気泡が含まれていないとき以上に、大きく体積が膨張します。
ですので、上記①の現象が、通常以上に起こりやすくなります。
含まれた空気が排出されるまでに、水圧が高い場合は数日ほど、水圧が低いと1ヶ月ほどかかる場合もございますが、使用を続けることでその影響は少なくなってきます。
どうぞご安心ください。
右の動画を参考に、浄水を出しながら、カートリッジ内の空気を抜くために浄水器本体を上下左右に動かしてみてください。
この原因で水切れが悪くなっていた場合、改善がみられることがございます。
上の方法で改善が見られない場合は、まれに、貯水槽の清掃・近隣の水道工事など通常の使用では想定されない外部要因で、水道管や貯水槽内の大きいゴミや汚れが急激に侵入し、カートリッジに詰まって水切れが悪くなった可能性がございます。
この場合、カートリッジの交換時期に達していない場合でも交換が必要となります。
カートリッジを交換してください。
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※お使いの水道の水圧が弱い場合は、上記のような状況がなくても水切れが悪くなることがございます。
これは、水がシーガルフォーの微細なカートリッジを通過するのに時間がかかっているためです。
この場合は、異常ではないので、ご心配いりません。