シーガルフォーのメーカー 米国ゼネラルエコロジー社訪問記 VOL.5
(担当 原)
青い空の下、本社前にて
ウィリアムス社長とツーショット
10年ぶりにアメリカはペンシルヴェニア州エクストンにあるGE本社にてプロダクトセミナーに参加してまいりました。外観は当時の記憶とあまり変わっていませんでしたが、それ以上に私自身は10年前と変わらず興奮していました。ただし会社内部は大きく様変わりしており新鮮な感覚でした。
それではGE社のスタッフにスポットをあて初めは開発者でもありGE社代表のリチャード・T・ウィリアムスさんファミリーをご紹介いたします。
おいしいワインを片手に
ウィリアムス社長夫妻と
リチャードは、きれいな泉と多くの松の木がある自然豊かな環境で育ち、大学の時妻ボニーさんと出会い結婚しました。その後カリフォルニアに移りローレンス・リバーモア研究所で勤めます。ご夫婦ともに科学者であり、今でも一日の多くを会社で過ごしているほどの勤勉家です。子供は三人の娘を授かり、現在三女のアンドレアさんはGE社マーケティング部門の責任者をしております。
米国の権威ある広告審査機関の金賞受賞を喜ぶアンドレア女史
訪問中スタッフとは一緒にご飯を食べる機会が多く、いろんなことを聞くことができました。アンドレアさんはもともと弁護士であり、ロースクールで知り合ったご主人は現在も弁護士をしてみえます。昨年初めての男の子トレバーくんが誕生しました。
和食レストランに行った時、ローフィッシュ(生魚)を全く食べない(苦手な)ご主人は食べるものに困っていて気の毒でした。ただ肉が出たときはホントにほっとした感じでした。万国共通、老若男女、好き嫌いもあれば、食文化の違いはありますよね。ただ、リチャードは日本食も大好きだそうで、日本酒をヒヤで飲み、すしをパクパク食べていました。ただ穴子は苦手のようでしたが…。
当然かも知れませんが二夫婦共とても仲良く、道を歩くときも手を組んだり、腰に手を回したりといくつになっても本当に仲がいいんですね。私も見習わなければ。
熱弁を振るうポールさん
次に世界最高水準の浄水技術を支える、ゼネラルエコロジー社のスタッフをご紹介いたします。
まず、初めはリチャードの右腕の1人であるポール・マーフィさんです。彼は製品の技術者でもあり品質管理の責任者でもあるんですが、今回のセミナーでも丸1日講師をしていただきました。
ポールは声にとっても特徴があり、低い声で話される講義は女性ならずともシビレるほどです。とっても真面目な人で、ランチのときでもサンドウィッチを食べながら、私たちの質問にも嫌な顔をせず、熱く詳しく答えてくれました。
とってもやさしいカール博士
続いては、もう1人の右腕であるカールヴァイジンガーさんです。彼は製品デザインの責任者であり、製品のチェックにも目を光らせています。やさしい目の奥にはしっかりと製品を見極めるものを感じますがお酒が入ると『陽気なおじさん』って感じで暖かい人です。このお二人には前回お伺いした時にもお会いしていますが、当時とあまり変わっていませんでした。
3人目は製品管理のコンピュータープログラムを担当するブライアン・アンジェロさんです。彼には研究室で耐久テストの実験を見せてもらいました。ブライアンの行うテストによって、安全で安心して使う事が出来るシーガルフォーがみなさまの所に届くんですよ。
向かって左側がダリルさんです。
右側のスティーブさんの着ているTシャツのデザインわかります?
さて次は製造スタッフをご紹介いたします。
最初は、パーツを作るための工作機械のコンピューターを管理している、ダリル・デイビスさんです。ゼネラル・エコロジー社ではパーツを作るための金型や工具までもひとつひとつ、自社で製作しています。だからこそ製品に絶大な誇りを持っているんですね。
ダリルは5年ほどまえから勤めているそうで、彼とは研修日最後の夕食の時、同じテーブルで奥様共々お話をさせていただいたんですが、趣味がホントに多くバンドを組んでいたり、バギーレーシングをやったり、奥様曰く『休みの日はほとんど家にいない子供のようですよ!』。40歳を越す年には見えないほど若い印象です。
続いてはスティーブ・ランディスさんです。彼は製品の組み立てを担当していて、水の出入り口であるバルクヘッドの取付をしています。スティーブには6歳の娘と4歳になる息子がいるそうで『最近は趣味の魚釣り(川釣り)に息子と出かける事が楽しみなんだ』と話してくれました。
その他、資材調達担当のビル・アダムスさんやジョン・マックイーンさんなど、本当にやさしい人たちでした。
今回のセミナーでは、日本人に初めて工場内を案内してくれるという事で、今までベールに包まれていたところも、自分の目で確認する事ができ(カートリッジの製造過程は企業秘密なので見せてはもらえませんでしたが)今まで以上に自信と愛着を持ちました。工場には約40人ほどが勤めていて、みんな忙しく働いていました。
今年で誕生33周年!!
詳しくはホームページをご覧いただければ、シーガルフォーのことをよりご理解いただけると思いますので、ごゆっくりご覧ください。